初めて夜勤がある場所で働く際に気を付けたい点
2023年04月10日
看護師が配置されている職場の中には、年中無休で患者やサービスの利用者のケアを行うため、一か月のうちに複数回の夜勤を担当しなければならないところもあります。特に、多数の病床がある地域の拠点病院や介護付き有料老人ホームなどの入所型の施設においては、法人の方針や各現場の状況によりますが、人手不足の影響から実務経験が豊富なスタッフが夜勤をメインに任される場合もあります。
そうした中、初めて夜勤がある場所で看護師として勤務を始めるにあたって、一日の労働時間はどれくらいなのか確認をするだけでなく、残業の有無や夜勤の回数についてもしっかりと把握しておく必要があります。スタッフが長く定着するよう様々な対策を行っている事業所の中には、一人ひとりのスタッフの業務の負担を軽くするため、常勤からパートまでスタッフ数の増加が大きな課題としているところが少なくありません。
また、一週間のうちに二回以上夜勤を担当する場合には、人によって生活のリズムが大きく乱れたり、寝つきが悪くなったりといった問題が起こることもあります。そのため、少しでも夜勤に対する不安がある人は、就職先を決める前に日頃から何でも相談ができる上司や先輩がいるかどうかも調べましょう。